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群青ソード 野口友梨子

【内容説明】
 望月凛、18歳。学年のアイドル・桂木京子に憧れる、ごく普通の高校3年生。…ただひとつ、暗闇でモノを見ることのできる“青梟眼"を持っていること以外は。不抜の秘剣“苑之妃雀"を手にした時、凛の目の前の景色が「幕末」に変わる──!(amazon)

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 ここの所、ずっとここで紹介する漫画を褒めていない気がします。ごめんなさい。読んでても気分良くないですよね。

 でも今回も褒めません!

 世界観は私の大好きな幕末へのタイムスリップもの。そして大暮維人が師匠とくれば!……迷走するに決まってます。今回の問題点も設定が使われていない事による不完全燃焼だと思います。大暮さんは長編を描くと大変な事になってしまいますね、何故でしょうね……

 一つ気になったのは幕末の世界観を活かしきれていない事。大人しく人気の幕末の維新志士らを出しても良かったのではないでしょうか?日本人VS異人の構図を描きたかったのでしょうが、この内容だと戦国でも成立しますし、例え奈良時代でも成立します。

 もう一つはタイムスリップの設定が活かされていない事。現代に通じる何か、変わる何か……タイムスリップするなら必ず発生するパラドックスや、それを正す行為もありません。そういう醍醐味も活かされていない為に話に厚みを感じられなかったのかもしれません。

 そして最後にはデザイン部分。異質な力を操ってという割には武器が機械なのです、ロボットなのです。見たことのある異質なデザインが違う世界観に出てくる場合、説明が必要になります。しかしその辺りは無視して進めてしまうので、頭の上に"?"を抱えながら見続けていかなければなりません。これがキメラや神仏なら説明の必要はないかもしれません。何でもありの中にでも、絶対守らなければならない世界観の縁は存在するはずです。

 異質な物で時代を描く作品の例として考えると……黒乃奈々絵氏の様に割り切ってでも嘘世界でも幕末愛を見せつけるか、村上もとか氏の様にその時代にあるものでない物を作り出すか、大暮維人氏の様にファンタジーなSFで流していくか、沙村広明氏の様にSMで流していくか……時代の見せ方と異質感の投入がバランスよく結ばれるとSF時代漫画として説得力と異彩を放つのではないかと思います。

 もうすぐ『無限の住人』が出ますのでSMを期待して待ちます。

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