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ツバキ(2) 押切蓮介

【内容説明】
 山に生まれ棲むマタギの少女・椿鬼(ツバキ)。人間たちの醜い所業が山を穢すたび、彼女はシロビレ(村田銃)を手に彼らの前に姿を現す。その瞳に 深い哀しみの色を湛えて──。

 舞と丑男の姉弟は両親を亡くし都会から祖母の郷里である切絵の里へ移り住む。しかし、村の淫らな因習とよそ者への差別は姉弟を容赦なく苛み、丑男の心は 次第に壊れていく。偶然村を訪れた椿鬼は姉弟の境遇に気付いて救おうとするが‥‥? 純朴な少年が未曾有の大量殺人に至った経緯を活写する三部作『朧月夜』と主人公・椿鬼自身の心に迫る『マヨイガ』──押切蓮介の鬼才が遺憾なく発 揮された傑作2編を完全収録!(amazon)

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 今回の内容はなかなか壮絶な物でした。押切作品は人外の物を相手にする場合が多いのですが、今回は人への恨みと辛みと人による大量殺人。読者によっては読むのが辛くなるのではないでしょうか?

 明らかに津山事件をモチーフにしており、現実に起こり得る事と思いながら読むと更に胸糞悪いお話です。

 押切作品の醍醐味は読者が、虐げられるキャラクターの悲痛や苦痛を共有する事で、その救いに共感し、読者も救われた気持ちになる点なのですが……『ツバキ』はツバキ自身に救われたい願望が残っているせいか、迷いを迷いのままにする傾向が強く、スッキリとせず痛みを残す展開となっています。『朧月夜』編は特にその傾向が強いでしょう。

 しかし、その胸糞悪さはツバキに生きる決意をさせた『マヨイガ』編を通して変化していくはずです……初めてツバキが見せた微笑みはどのような意味をもっていくのか楽しみな所です。

 ただ、読後の苦痛も『ツバキ』の良さなので、そこは大事にしてほしいなと思います。

| 漫画感想 | 22:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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