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断裁分離のクライムエッジ 5 緋鍵龍彦

【内容説明】
 祝や妹・針、学校の友人たちに祝福されて退院の日を迎えた切は、病院の医師・神敬一郎が2人目の受注製品(オーダーメイド)だと知る。切は自分の殺害遺品(キリンググッズ)の新能力に躊躇し、戦いを避けたいと祝に告げるが、祝は神の存在に胸騒ぎを覚えていた……。 殺人鬼の血を受け継ぐ少年少女たちの「殺害遺品(キリンググッズ)」をめぐるラブ・バトルストーリー、待望の第5巻!(amazon)

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 今回は大きな動きがありません。

 "ラピッドショット"との戦いをメインに描き、そこに"ヴァイオレット"や祝ちゃんのお父さんの過去に少し触れていくのが今回のメインの話。

 ですが私の中では切くんの妹の針が出てきたところ(今巻の最初)が最大の盛り上がり。そこで盛り上がりすぎてメインの話が惰性になってしまいました。すぐ綺麗な髪を見ると切りたくなる変態な兄を持った妹の苦労をシスコン感覚を交えて描く所がとても素敵です。≪切りたい兄≫×≪切られたいけど素直になれない妹≫。可愛らしい関係です。
 多分変態性で切くんに勝てない"ラピッドショット"と情緒の安定しきった"ヴァイオレット"のキャラクター性の為、メインの話が盛り上がりに欠けたのでしょう。

 この漫画は髪を絡めてなんぼの作品。1巻で切くんと祝ちゃんの≪髪を切りたい≫×≪髪を切って欲しいけど切れない≫関係を変質的に描き切ってしまった為、次のテーマを考えるか更なる髪の関係を見出していかないと難しい時間帯に入ってきたかと思います。
 そういう意味では妹を出したのは正解です。恐らく切くんに一番近く、切られたいけど切られたくない異性は彼女なのだから……妹との邂逅はもっと死と隣り合わせの状況での髪切りとして描いて欲しかったと思います。

 しかしその流れをアッサリ描いてしまい、主題を本来のテーマである「殺害遺品(キリンググッズ)」に戻してしまった為、この漫画の良さが活きてきていません。
 死ぬかもしれないシチュエーションで優しく舐めるように髪を切る。
 それがこの作品の真骨頂。
 次の巻での舐めまわす様な変態行為を期待します。


 ただ、もし1巻を見られていない方がいらっしゃったら是非ごらんください。素晴らしい作品です。今回の評価が低いのはあくまでも今までが良すぎたせいです。

| 漫画感想 | 02:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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