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ぼくらのよあけ(1-2) 今井哲也

 ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)
 ぼくらのよあけ(2) (アフタヌーンKC)

【内容説明】
 西暦2038年、夏。人類が地球から宇宙を見上げている、それぐらいの未来。団地に住んでいる小学4年生の沢渡ゆうまは、間もなく地球に大接近するという“SH・・アールヴィル彗星”に夢中になっていた。そんな中、ゆうまは謎にみちたモノと出会う。どうやら地球のモノではない──しかも例の彗星とも何か関係があるっぽい! これって何!? 『ハックス!』の今井哲也が描く宇宙スケールの最新作!!(amazon)

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 新刊がないので当分は本棚にあるものを無作為に紹介していきます。

 話題になっていないのが残念でならない名作です。伝統的な古典的な良くできたSF漫画です。

 私はこの人の絵が好き。技術的に絵が上手いわけではないのでしょうが、書き込まれた背景と構図、そしてデザイン。どれをとっても全力投球な作者の気持ちが伝わってきます。空間がしっかり描かれているので難しい表現でも、何が起きているかすぐ分かります。実際はこれが本当に絵が上手い、漫画が上手いという事なのだろうなと思います。

 話は未知の生命体が飛来して、それを宇宙に還すという非常にシンプルな構成です。

 団地に住んでる普通の家庭、でも近未来なのでガジェットには色々工夫が入ります。我々の住む現代と近未来を心地よくミックスした世界観が好感持てます。生活環境は昭和の香りも漂っていますので、未来+既視感が共存しています。恐らく30代ぐらいの人が読むと特にそれを感じるのではないでしょうか?自分が子供の時と自分が親になった時と両方の感覚に共感できる作品です。

 そして、そこには子供達の友情、生活、夢、宿題、いじめ等……子供世界の縮図があります。そして、親も同じ経験をしていたという大河要素もあります。
 意図的ではないと思いますが、小さいけど広い小学生の世界と団地の屋上を使った広いけど小さい宇宙世界が交わる接点が新鮮でした。子供の世界って宇宙にも届ける気持ちを持っているから本当は大きいんですよね。大人が子供に戻りたいなと感じるのはそういう大きさを取り戻したいと思うのでしょう。

 そんな子供目線に戻れるSF童話です。

| 漫画感想 | 12:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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