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南国トムソーヤ(1) うめ

【内容説明】
 沖縄のさらに南にある最果ての島・羽照那島。一風変わった離島で始まる少年達の友情そして冒険!マンガ大賞2位『大東京トイボックス』のうめ、待望の新作!(amazon)

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 なんとなく本屋にで手に取った『南国トムソーヤ』です。世代的に世界名作劇場の『トムソーヤ』の生き方に憧れていた少年時代を過ごした為、このキーワードに惹かれて買いました。『東京トイボックス』の方のうめ先生の作品ですね。

 『トムソーヤ』の様に、大自然の中でマッタリとしたスローライフ系の漫画かなと思いきや、意外と硬派な内容でした。大和とも琉球とも違う文化を持つ最果ての島-羽照那島。その島の秘密を民俗学や考古学の見地から、人間関係を複雑に絡め合わせながら描いていきます。
 前半は紹介編ですのでマッタリしていますが、6話以降は島の持つ謎を軸に加速を始めます。学術的な説明も順序立てて無理なく解説していくので、押し付け感もなく素直に頭に入ってきます。知らない内に話に魅せられていました。
 『マスターキートン』の「西欧文明ドナウ起源論」を聞いた時に近い感覚かもしれませんね。その論が本当に正しいという事ではなく、お話の中では実在しているような説得力を持つ見せ方が上手いなと感じました。

 羽照那(はてな)島……その名前は無いだろうと思うのはご愛嬌。

 ナミがいじけながら三味線弾いている姿が好きです。素直に楽しませていただきました。

| 漫画感想 | 00:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Golden Ball 女子高生GM山岸四季の挑戦(1) 林ふみの

【内容説明】
 女子高生がプロ野球チーム(4年連続最下位)のGMに就任!?

 金沢に住む女子高校生・山岸四季の裏の顔は、凄腕カリスマ株トレーダー。億という単位で株の世界を暗躍する彼女が、以前から狙っていた標的はプロ野球球団だった!? 世界初、女子高生がプロ野球のGMとなって頂点を目指す!(amazon)

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 最初に断らせてください、今回は特に主観的です!

 この作品の主人公は残念ながらトレーダーの感性を持っているとは言い難いでしょう。特殊な何か、カリスマ性、筋の通った理論、裏の裏をかく計算高さ、狡猾さ……こういったトレーダーを主人公にしたら欲しいなと思う要素はほとんどありません。
 感情的で煽られるとすぐに反応してしまう辺りは特に違和感を感じてしまいます。この主人公のチート部分は金のみです。何かを犠牲にしてその位置にいるようなストイックさも苦悩もない。ただ単に間違ってお金を手に入れちゃったお嬢ちゃんなのです。少なくとも現時点では……

 GM就任後の総選挙。試合のMVPと逆MVPを観戦者に投票させ、10試合で結果を募るもの。その投票結果を最初に当てた人に監督の座を約束するという突拍子もない展開です。こいう破天荒な展開は好きですし、発想も面白いと思います。しかし、当てたのは主人公……話作りを考えたら、参謀的キャラを配置した方が自由度は増したでしょう。しかも彼女が導き出した解答に対する説明が不充分なので胡散臭さが際立ちます。参謀を入れると「マネーボール」に近づいてしまいますが……
 こういうキワモノ采配で主人公の立場を悪くしてから逆転する……ありきたりになりますが、そういう面白さの方が株に繋げて説明しやすかったかもしれません。

 また、ライバルチームがドラフト一位に指名している打者を奪い取るため、父であるライバル監督も同時に引き抜くのはさすがに無理があります。お金で釣られたとしか思えないやり取りが説得力をなくし、気持ちよくありません。
 極めつけは大リーグにいる日本人選手の大量移籍。なかでもイチロー的な選手の獲得理由も納得できる物ではありませんでした。こういう選手が日本人対決にこだわる理由が見当たりません。裏はあるようですが……この主人公には人を動かす魅力が足りていません。

 経営としても、野球としても、株としてもファンタジー過ぎです。あまりに乖離しすぎると説得力がなくなる良い例かもしれません。

 と、ここまでボロクソ言ってますが、逆転させる要素は意外と多く持ち合わせています。主人公の私生活や過去等がもう少し描かれると、この発想はココから来たのかというのが理解しやすくなり、説得力が出ます。
 話の展開と株の絡みは、初歩的な株や経営に関する説明が話のまとめ部分でいきなり種明かし的に語られるだけです。先に蒔いた種がここで芽吹くといった、底値から上昇トレンドに乗るような展開を起こす理由づけになっていません。株をもう少し能動的に絡ませると面白くなるはず。
 一手で評価が逆転する作品だと思います。

| 漫画感想 | 17:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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O/A(6) 渡会けいじ

【内容説明】
 新曲CD手渡し企画など、地道な活動で成功を目指すゆたか。ヤマト放送との野球対決の途中、ゆたかはライバルの海江田ミホから、若手アイドルのトップを決める一大イベント「NI-1」への参加を促され…! ?(amazon)

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 風呂に入りながら読んでたのですが、風呂場で爆笑してしまいました。久しぶりに読み疲れた漫画です!

 『O/A』は良い意味でバカ漫画です。隙間にシリアスが入りますが、本筋はギャグだと思います。そういう意味では本道に戻った展開となっているでしょう。ギャグなのに突如として泣かせたり……そんな漫画です。ここ2冊は普通のシリアス展開だったので読むのが辛かったのですが、ようやく肩の力を抜いてホックリと読めました。

 定期的に話題になる潜水艦ネタですが、ここでようやくまとまったのではないでしょうか。連載当初からトイレネタが多い作品ですが、流れないタイフーン級の話以降"潜水艦"というキーワードが読者の心に巣食っていたと思います。
 あの頃はこういう側面を隠す事しかできなかったゆたかですが、はるみの存在を通して本当の言葉を言えるように変化してきました。今回のロサンゼルス級の来日と、ここまで変化してきたゆたかの気持ち。
 それらは深く結びついていき、結果として「N:i-1」コンテストで「ウ○コしてました」発言に繋がります。そして彼女の迷いも総てを流していくのです。ココから先のゆたかは一気に流れて行けば良いだけです。

 まあ、全部ウン○の話ですが……


 はるみはこれから何処へ行けば良いのでしょう。一瞬だけ彼女の本心が描かれますが、本当にどうしたら良いのでしょうね?次の……最後の大きな課題です。

 いくつか無駄な伏線の回収もありましたが、とにかく色々な物が流れ始めました。

| 漫画感想 | 21:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ばらかもん(1-5) ヨシノ サツキ

 ばらかもん(1)
 ばらかもん(2)
 ばらかもん(3)
 ばらかもん(4)
 ばらかもん(5)
 ばらかもん(6)近日発売

【内容説明】
 とある島に移住生活をすることになった若きイケメン書道家・半田清舟。都会暮らししかしたことのないそのぼっちゃん先生が、1トラクターで公道をドライブ2自分のうちが中学生のたまり場になる3知人が玄関から入ってくれない…などの困難に立ち向かう(笑)ほのぼのアイランドコメディ!!(amazon)

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 これは流石に読まれた方も多いのではないでしょうか?

 長嶋県の五島列島で行われるスローライフ漫画です。"ばらかもん"は五島弁で"元気者"だそうです。決して"薔薇カモン!"ではありません。確かに主人公の半田総受けで薔薇(BL)的な見方も可能な作品ですが!

 それはそれは本当に半田のダメっぷりは微笑ましいです。

 書道界では賞も取り、家元の後継ぎでもあるサラブレット。それなのに、一言の酷評でいじけて島まで来てしまいます。それでもダメっ子なのに、親友には冷たいわ、子供達にも冷たいわ、ライバルにも冷たいわ、でも自分は優しくしてほしい……本当に書いてて心配になる大人です。
 一人になりたいから島へ来たと、全く間違った考えをもってやって来てしまいました。最近田舎に住みたがる人達に多い間違いだそうです。田舎はプライバシーないですからね!

 そんな中で少しずつ、島で出会った元気少女なる達との交流がダメ大人を変えていきます。作者が島出身の為、島のリアルが多く散りばめられています。そのリアル感が彼らの行動と半田の心境の変化を説得力のあるものにしてくれています。
 ダメな半田を支える周囲の温かみ、しかも皆が純粋に支えようとします。そんな無垢な世界を共感できる話作りが読んでいて楽しかったです。本当に幸せになります。

 だからこそ、半田はいつまでも島に居てはいけない人物です。マッタリとした生活を見続けて行きたいとも思いますが。成長の為に……特に部外者は大きなパワーをもって安寧から抜け出さなければなりません。そういう終焉へむけた動きが5巻の最期で描かれています。
 どうなるのでしょうか?新刊(6)は今月発売予定との事です。お楽しみです。

| 漫画感想 | 12:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Helvetica Standard あらゐけいいち

 Helvetica Standard

【内容説明】
 ニュータイプでおなじみの「ヘルベチカスタンダード」や「コミック通信」にて連載中の激レアカラー4コマまで、コミックスには載っていない作品がついに読める!ファンならもう、買うっきゃない!(amazon)

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 続巻のあるものはレビューしにくいので……完結しているモノでと考えたらコレがでてきました。

 アニメの『日常』で所々出てきた世界観の外れたネタはココから出典が大半です。そういう意味ではアニメの『日常』ファンの方は入りやすいでしょう。
 特に中盤は『日常』のCMマンガなので『日常』ファンにも優しいでしょうね。

 『日常』のアニメはとても楽しんで見れたのですが、原作の方はちょっとクドイと感じました。良くも悪くもそれがあらゐさんのアイデンティティだと思いますので否定しきれないのですが、読む人によっては毒な作品でしょう。
 そう考えると『ヘルベチカ』は一歩踏み出しを抑えている点で『日常』よりも作りが上品だし、シリーズ笑いが少ないので気軽に読める内容が多いでしょう。ただ一部『日常』パートもありますので、オムニバス的で設定を知らないとと言う意味では初心者向けではないでしょうね。

 私はあらゐ作品を一通り読んで、最終的に手元に残したのは『ヘルベチカ』と『ふたりサッカー』でした。"凝縮されたあらいゐワールド!"という位置づけが私の『ヘルベチカ』に対する評価です。『日常』が面白かったら読むべきだと思いますし、『日常』を辛いと感じたら読んでみると違う角度で読めるようになるかもしれません。


 で、カバー裏にある絵ですが、左が正解で右は90°ずらしたものです。あらゐさんの描く太陽ぽいキャラの横顔なのですが、90°ずらすとおじさんの顔に見えました。とり急ぎ報告まで……


 

| 漫画感想 | 00:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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